イイねね…………………………………………………………………………………………………………………が選ぶ80'sみたいな声優ソング5選
どうも、イイねね…………………………………………………………………………………………………………………(@_osashimi_)です。
今回は80'sみたいな声優ソングを集めている私が何回も繰り返し聞いちゃう!墓まで持っていくこと間違いなし!の楽曲を5つ紹介していきます!
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OTAKUABNORMALBEATSYNDROMEMEMORIA とは
こんにちは、イイねね…………………………………………………………………………………………………………………(@_osashimi_)です。
今日はおさしみの名義で展開している謎のDJ mixシリーズ
〔𝑶𝑻𝑨𝑲𝑼𝑨𝑩𝑵𝑶𝑹𝑴𝑨𝑳𝑩𝑬𝑨𝑻𝑺𝒀𝑵𝑫𝑹𝑶𝑴𝑬𝑴𝑬𝑴𝑶𝑹𝑰𝑨〕
について説明していきたいと思います。
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2019年ベストツイートノミネート作品発表!
どうも、イイねね…………………………………………………………………………………………………………………です!
2019年当Twitterアカウントで突如スタートした【2019年ベストツイートノミネート作品】
2019年ベストツイートノミネート作品
— イイねね………………………………………………………………………………………………………………… (@_osashimi_) 2019年2月6日
こちらを当ブログにて発表していきたいと思います。
2019年ベストツイートノミネート作品ルール
・2019年2月くらいから2019年12月26日23時59分までのツイート
・選考理由は当Twitterアカウント( @_osashimi_ )による独断
・ノミネートされたすべての作品を発表します。
・何かしら問題があればご連絡ください。
それではノミネート順に発表!
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何故チーム御在所のラジオは面白かったか、何故チーム徳光のラジオはつまらなかったか 〜変化と不変〜
以前、ガールズラジオデイズというコンテンツについて怪文を一つ書きました。
panamolycompany.hatenablog.com
それからおおよそ一年が経ち、私は手取川海瑠という子に恋をし、そして失恋という経験をしました。
何故そうなったのか、その一部始終を踏まえつつ、対照的となった二つのチーム、徳光と御在所について綴っていきます。
一応ですがガールズラジオデイズ(以下ガルラジ)についてのネタバレを含むので注意と、ガルラジについての知識はある程度あるものとして書いていくのでよろしくお願いします。
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天気の子見たら友達が欲しくなった(23日07:00追記)
天気の子を見た。(ネタバレもあるし後半Twitterのつぶやきみたいになります。)
前作「君の名は。」いわゆるオタク以外の層にウケにウケたことは皆さんもご存知のことだと思う。「君の名は。」はどちらかといえばウケた理由に物語上のロジックがあったと思うし、様々な感想ブログ等や、Twitter上で過去と未来がどう繋がれたのか?という点にフォーカスされていたように印象を受けていた。
そういう物語に慣れている我々は、そういう部分に惹かれつつも「まぁアニメではよくあること」といった感覚で見られたと思うし、一回目でそれはなんとなく理解することの出来る言語をもっているからであるが、とりあえず君の名は。の話なのでこの辺にしておいて、今作「天気の子」への感想は本当にもっと個人個人のパーソナルな部分から想起される感想になると私は思った。
何故ならこの作品は新海誠史上最も現実に即した世界観を表しているからであり、本当に今、2019年の夏の我々が住む日本を覆う閉塞感を描ききってしまったアニメーションになったからである。今までの作品では世界を描きつつも主人公を取り巻く部分にとどまったわけでリアリティがあるがもあくまで物語として遠巻きに眺められた。しかし今作はそうではなかったしある種僕たちが住まう現実世界が何かはわからないが異様なまでの閉塞感に包まれている様子をありのままに描いていると私は感じた。
つまりは今我々が住む日本、もっと限定してもいいししなくてもいいが、この周囲を取り巻く環境に満足しているのか不満があるのか、現状維持でいいのか打破したいのか、個人の幸福感によって感想感覚が非常に左右されるものであると私は思う。
言ったら天気の子はロジックがないからだ。世界を救ったり壊したりすることにはちっぽけな一人の少年少女にはまるで無理であるので、奇跡のようなファンタジー要素があるにはあるが、それ以外は我々の住む2019年の東京がまるきし投影されているわけで、我々は新海誠に現実を突きつけられていると言ってもいい。
何本か他の天気の子への感想オタク長文を読んだ。わかりやすいストーリーの中に隠されたロジックや最もな感想、セカイ系だという内容や天気の子が素晴らしいことを表す文章があり、それについては同意で自分がわざわざ特筆すべきことはないのであるが、その中になかった2つのトピックで語りたいと思う。
1つ目は地方と東京。別に天気の子に限った話ではないのだが、新海誠の作品には東京が多く出現する。しかもあまりにも美化された様子でだ。彼の作品に登場するものは何もかもが等しく美しい。それは本質も含め美しいときもあれば、そうでないものもあるが、今回に関しては美しくないものを美しく描いていたことが多かった気がする。
新宿歌舞伎町がとても美しいものか?といえばそうでない気がする。確かにするのだが、それでも地方というか田舎生まれ田舎育ちの私からすれば憧れがあるのでそれは厳密に言えば言葉のとおりではないのだが美しい街並みに思えるし、雨ばかりの毎日で陰鬱としていても下町の路地はとても良いと思える。だからきっと、東京に住む人達と田舎暮らしの私とは見ているものへの感じ方はきっと違うと感じたのだ。
今回はなぜ主人公の男の子が東京へ来たかったのかは明かされない。ただ切実に、田舎を出たいという気持ちだけで足を踏み出している。こればかりは田舎に住んで都会に出たいと思った人間にしかわからないことだと思うが、この気持だけはとても強く持つものだ。そして一歩踏み出し実行することはとても勇気と決断力が必要だ。そうして何も考えず実行するとこうなるんだぞということが冒頭に表現されている。
そして降り続く雨の中仕事も見つからず希望なんてないのだけれど、憧れた都会の街並みだけはいつまでも綺羅びやかに美しく見えるのだと私は思う。
地方でも閉塞感を苛まれ、東京でも閉塞感を受け、天気にすら閉塞感を浴びせられていた中に受けた優しさのビッグマックに対し主人公の帆高は「16年生きてきて一番幸福な食事」と称する。それのなんと尊いことだろうかと思った。16年育ててきた子供に幸せな食事を与えられなかった両親がそこにいるというとだし、たった一度のビッグマックだけでその少年に16年間で最上の幸福を与えた少女がいるということはなんと皮肉なことだろうとは思うが、これが現実であるし、そういう経験をしてきた人たちも沢山いるのではないかと思う。人の優しさに触れられるということは大変貴重なことであるし、これ以上ない幸福なのだと言うことが表されている。
2つ目は少し先走ってしまったが誰かと囲む幸福な食卓がわかりやすく何度も提示されている事である。これは今作のテーマの一つなのではないか?と思うほど顕著にシーンとして3度ほどあるし、我々が視えていない部分も合わせればもっとある。
一度目は帆高、圭介、夏美で歓迎会と表する賑やかな食卓。帆高にとって東京へ来てから初めての誰かとの食事。2つ目は帆高と陽菜の食卓。陽菜の家で囲む質素なブランチ。この時穂高はすでに閉塞感から脱している。そして逃避行の末にたどり着いたラブホテルでの出来合いばかり(ただラブホテル価格なのでそれなりに値は張る)のある意味悲しい食卓。それでも帆高と陽菜と凪は笑顔だ。3つはいづれにしても、幸福な食卓を囲んでいる。それがどんな食事でも。
つまりは好きな人達と囲む食卓が幸福へたどる道にとても大切だということだ。相手が血の繋がりのない人間だとしても、気の置けない誰かとの生活が幸福へと向かう道だと言うことを言っているのだ。この時代にこの国で着るものにこまる人間はいないと思うが、衣食住は幸福にとても左右する重要な事だと認識させてくれる。
そして仮に定住場所がなくなっても、貴方と私が一緒に居ることが出来ればそれでいいんだよというのが今作であり、誰かとの繋がり、それによって生まれる居場所が一番大切なのである。居場所は大切だ。誰かと気持ちを共有することが出来る。
居場所が欲しいな、インターネットだけで気持ちを共有するには少し遠すぎるから。現代においても顔と顔を合わせて話をするということは精神に置ける重要なファクターだしそれは生命がどんな形になったとしても変わらない生の形だろうと思う。オタクがオタクと会ったときに笑顔を隠せないのは何故か分かるか?幸福だからに他ならない。
価値観の共有は現代の幸福の根源だ。今ではなんでもインターネットに共有して同意を得られるが、それだけでは結局あんまり幸せになれない。なんか今ひとつ足りない。価値観に信頼できる好きなオタクに会いたいんだオタクはいつも。
別にオタクだからじゃあないしオタクじゃない人たちもそうなんだよきっと。だから出会いとそれを結び続ける意志は大切に持ち続けなければならない。会いに行こう、好きな人に。自分の思いの訴求力を侮ってはいけない。僕も沢山の好きな人に会いたいと思う。そういう映画だ、天気の子は(どういう映画だ?)
全然映画の内容に触れない感じになってしまうのも良くないので触れたい。思わず笑ってしまったのはビッグマックの蓋が開いた瞬間のホワンってなるシーンと、Sonyのブラウン管テレビの造形に対するこだわり(kv-14mfあたりか?)が予想外に刺さってしまった。Sony後期のブラウン管は名作だから勝手に嬉しくなってしまった。
あと陽菜の夜伽バスローブは相当に歪んだ愛が見受けられて最高になってしまった。普通にため息が出るくらい美しく余りにもイイねね…………………………………………………………………………………………………………………となってしまったが、普通に考えれば今作一番美しいのはどっかのめっちゃ高いビルで花火大会の為に夕日をバックに祈る陽菜なのだが、一番清く美しく泣けるシーンは憂いの横顔を見せたバスローブ姿の陽菜であることは間違いない。まさか新海誠の作品で表情アップのシーンで作画の気合に泣かされるとは思いもしないだろう秒速5センチメートルを見ていたあの頃の僕やオタク!余談だけど絶対に新海誠渋谷凛好きだと思う。
ああと今作が一番好きですよ私は。何故ならきちんと2019年の閉塞感を余すことなく表現しているから。SFファンタジーとか称する人いるけどなんかあまりそぐわない気がする。何故なら現実よりも現実を描き切っているからだし、雨がやまなければいいなぁくらいに思っています。私は自転車が趣味なので実際はやんでほしいのですが…。
私が他に好きなクリエイターにtofubeatsがいますが彼も大衆受けよりも個々への繋がりへみたいなこと言っていたし(もしかしたら違う人かもしれない)そういう部分を丁寧に描いていた事に対する気持ちが共有できて勝手に新海誠とマイメンみたいな気持ちになっていますからね僕は。2018年くらいから本当に大きな繋がりよりも友達とワイワイする性質になっていますし僕はその波にそんなに乗れていないのでそうなりたいですね、友達がすくないので…
それからどうでもいいことなんですがなんか賛美歌?みたいにアーアーアー言ってるところでRustieのGlass swordsみたいだなって思って見てました